魚臭症候群，魚臭症，トリメチルアミン尿症，Trimethylaminuriaの日本におけるホームページ
Last updated on 06/29/21
各種お問い合わせは，このページの末尾にあるメールアドレス宛に送信いただければ幸いです．検査容器などをお送りしたあと、尿検査結果のお知らせなどもメールで行いますので、皆様にはメールアドレスのご用意をよろしくお願いします．
- 以下２点をメールで送信ください.
（１）検査キットを送付するための，郵便番号，住所，氏名，電話
（２）匿名化のため，二文字の希望イニシャルを第二希望まで
※なお、皆様から御連絡いただいた個人情報は、容器発送など、本件の目的以外には一切使用いたしません。
- お送りする内容は，紙コップ（皆様にご用意いただく場合もあります），尿を移し換えるプラスチック容器４つ（桃色のフタつき，予備２つを含む），薄めた塩酸の小瓶（４本），一本化包装した綿棒２本，綿棒用チャック式袋，フタ付ガラス瓶にはいったトリメチルアミン（臭いのサンプルです）ならびに説明書，手順書，および同意書です．
- 欧米では、重酒石酸コリンや塩化コリンの一定量（5 g)を摂取し（負荷し）、腸内で生成する悪臭物質トリメチルアミンの無臭化効率を測定する方法を採用している機関があります。私たちは、大量摂取したコリンに一部悪影響の恐れがある以上、あくまでも日常生活による食事「負荷」の状態での研究参加をお願いしております。
- 尿の送付手順
はじめての検査の場合は，二日分の尿を別々に取って下さい．原則として朝一番の尿を紙コップに採る．送付用の容器にはあらかじめ指示された匿名化コードと日付をしっかり書いて下さい．皆様の匿名化コードは、容器などを送付した際の宛名書きの横にお示ししております。
- 匿名化コードと日付を記載した桃色のフタの容器に，10-30 mL程度を目安に尿を移し換える．
- 薄めた塩酸（一緒に送るチューブ１本すべて）を入れる
- しっかりフタをする．テープ（ここではパラフィルム）をひっぱって
- 一周巻き付け，クール便（冷蔵）を準備するまで冷所に保管する．始めての場合は同意書も必ず送付する．パラフィルムの使用が難しいときは，ガムテープ等でも結構です．貴重な試料が輸送中にこぼれないように配慮して下さい．二日分の尿を，一週間以内を目安に送って下さい．
- 綿棒の使い方
1. 手指を石けんを使って洗う．歯磨きを行う．無理であれば，水を使って口をゆすぐ．
2. 耳かき付き綿棒（一本化包装）の綿棒側を開封する．綿棒のコットン部分を頬の 内側にあて，広い範囲をこすりとる．
頬の 右->左->右 または 左->右->左と 片側の頬の内側を各30秒間，合計90秒間かけて，一本の綿棒を使ってこすりとる．
4. 綿棒を室温で，一晩乾燥させる．
5. 同封したチャック付ビニール袋に，乾かした綿棒をいれて，密閉する
6. 日付と，匿名化コードを，ビニール袋外側に書く．
ほほの粘膜を、綿棒の先にくっつけるイメージで、検査のための試料を採取いただいております。最近、綿棒上の試料の少ない方が一部にお見えですので、確実を期すためにお一人につき綿棒を２本お送りし、同じ操作を繰り返し行っていただくことにしました。
- 尿のトリメチルアミンの濃度は食事の影響を受けます．前日の食事内容のメモをとり，お手元に控えを残した上で，尿といっしょにメモも送付して下さい．別のページに情報がありますが，一般に海産の魚にはトリメチルアミンが多く含まれています．食事によってトリメチルアミンの負荷がかかったときに，臭いの少ないトリメチルアミンオキシドに変換される効率を測定します．
- 自覚症状の特徴や，気のついたことを添えて下さい．どんなときの尿をはかり，その結果を皆さんの自覚症状と会わせて，改善方法を研究するためです．
- はじめの尿検査の結果をお知らせした後、残りの予備カップ（２日分）を使い，再検査を御希望される場合が多いです(2015年現在、御依頼数に対して、私たちの分析速度が追い着かないため、問題のない結果が観察された皆様の再検査はご遠慮いただいております）．
このページのTOPに戻る
私達の魚臭症候群(トリメチルアミン尿症)研究に関するご意見・ご質問をお待ちしています．
こちらの連絡先メールアドレスは、hyamazak@ac.shoyaku.ac.jp であります。
パソコン（アットマークac.shoyaku.ac.jp）から皆様宛に返信される結果等のお知らせメール等が無事受信できるように、特に携帯電話等の場合には受信可能設定のご配慮をよろしくお願いします．
既に匿名化コードをお持ちの方、あるいは過去に検査を受けられた方は、その旨をお書き下さい．
魚臭症候群，魚臭症，トリメチルアミン尿症，Trimethylaminuriaのページへ戻る