魚臭症候群，魚臭症，トリメチルアミン尿症，Trimethylaminuriaの日本におけるホームページ
Last updated on 04/11/2024
- ◆当研究室における尿中トリメチルアミン測定の実際について◆文字リンクをクリックして下さい
郵便レターパックにてキット一式をお送りしますので、送り先（宛名など）が必要です。
◆2023年冬期受付休止のお知らせ◆
2023年12月11日
2023年12月23日（土）から2024年1月8日（月、祝）までの間、検査用試料の宅配便受付を一時中止いたします。どうぞご了解下さい。
◆吉田さやか先生が取材を受け、昭和薬大の活動を紹介してくださいました◆ 2023年12月8日
希少疾患「トリメチルアミン尿症」の子どもと家族の力になりたい‐吉田さやか・奈良県総合医療センター小児科部長に聞く 教科書にも載っていない症状、抱き上げた瞬間に病気だと確信 (外部サイトにつながります）
◆約20年間で分析した検査数◆ 2023年12月1日
2012年と2017年に日本でTV番組に取り上げられことも加わり、最近は医療機関の先生方からも分析のお問い合わせをいただくようになりました。この約20年間で分析した尿試料の数は、5000を越えました。日常生活下の食品や医薬品などから腸内で産生されるトリメチルアミンの無臭化が、極めてうまく進まない方は、全体の約 1.5% 程度となっております。
◆昭和薬大の一連の活動がWEBコラムに紹介されました◆ 2023年10月26日
日本人のトリメチルアミン尿症の実態 (外部サイトにつながります）
◆日本小児科学会兵庫県地方会での症例報告◆ 2023年9月23日
神戸市立医療センター中央市民病院小児科 小川先生、山本先生らによって、「タラ摂取後の特有の体臭からトリメチルアミン尿症と診断し、家族解析からFMO3 遺伝子の新規変異が確定された1 例」の口頭発表が第290回日本小児科学会兵庫県地方会にて行われました。以上の成果は、やや専門的ですが、原著論文として発表しました（英語です）[Shimizu ら、2023]
◆ＮＴＶ「ザ！世界仰天ニュース」に5年振りにトリメチルアミン尿症が取り上げられました◆ 2017年8月23日
ＮＴＶ「ザ！世界仰天ニュース」において、トリメチルアミン尿症の実例が再度放映されました。この疾患の成り立ち等の説明を一部お手伝いいたしました。
◆体から魚臭がする幼児の症例◆ 2011年12月30日
先日、奈良県立奈良病院小児科の医師吉田さやか先生により、幼児のトリメチルアミン尿症の実例が学会（先天性異常学会）にて発表されました。下記に要約を示します。
体から魚の腐ったような臭いのあった幼児は、その原因を特定するため本学にて尿検査を行ったところ、尿の分析からトリメチルアミン尿症が疑われました。悪臭の原因物質であるトリメチルアミンおよびその元物質を含む食事を制限したところ、魚臭はかなり改善されました。そして、無臭化酵素の遺伝子診断を行った結果、無臭化酵素をつくる遺伝子にわずかな変化があるものの、酵素の働きがあるとがわかりました。今後、成長に伴って症状の改善が見込まれるため、さらに定期的に追跡している計画であります。
◆食材について◆2011年12月30日
臭いの原因物質であるトリメチルアミンの前駆物質（コリン・レシチン・トリメチルアミンオキシドなど）を多く含む食材およびトリメチルアミン尿症に対応した食材について奈良県立病院小児科の医師吉田さやか先生がまとめてくださったので食事の際、参考にしてみてください。
◆小児の無臭化効率の変化について◆ 2011年2月19日
1-9歳までの約90名のお子様の尿をまとめて検査したところ、ご成長に伴って無臭化効率は増加し、個人差はあるものの、約4歳で健康な成人と同程度の効率を持つようになることが分かりました。しかし、非常にまれではありますが、無臭化酵素が遺伝的にうまく作れないお子様の無臭化効率は、改善が認められないことも分かりました。
以上の成果は、やや専門的ですが、論文として発表しました（英語です）。[Shimizuら、2011]
◆魚に含まれるトリメチルアミン量◆2010年3月1日(4月30日一部記載改訂）
トリメチルアミン尿症の特有な体臭の原因物質であるトリメチルアミンは、主に食品由来のトリメチルアミン前駆物質またはトリメチルアミンN -酸化体からヒトの生体内で生成されます。日本でよく食べられている魚に含まれている総トリメチルアミン量 (トリメチルアミン（においます）＋トリメチルアミンN-酸化体量（においません）) を測定しました。
◆尿中の総トリメチルアミンのうち、悪臭物質トリメチルアミンの占める割合◆2007年9月24日
においでお困りの多くの方が私たちの研究のボランティアとなって下さいます。試料を送っていただき、最初にお知らせする測定結果は、尿中の総トリメチルアミンのうち、悪臭物質トリメチルアミンの占める割合、すなわち無臭化効率をパーセントでお知らせするものです。皆さんに個別メールでお知らせしている内容をまとめます。
私達の魚臭症候群(トリメチルアミン尿症)研究に関するご意見・ご質問をお待ちしています．
連絡先メールアドレス：hyamazakアットマークac.shoyaku.ac.jp (アットマークは半角の@に変更ください)
すなわち、hyamazak@ac.shoyaku.ac.jp であります。
パソコン（アットマークac.shoyaku.ac.jp）から皆様宛に返信される結果等のお知らせメール等が無事受信できるように、特に携帯電話等の場合には受信可能設定のご配慮をよろしくお願いします．
既に匿名化コードをお持ちの方、あるいは過去に検査を受けられた方は、その旨をお書き下さい．
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